逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
私はギンと旬を睨みつける。
「わりぃ」
そうクールボイスで言っているが口元を押さえてまだ笑ってる。
何が笑いぐさだったんだか。
ただ首を激しくすくめただけじゃない?
その“激しく"が面白かったのかもしれないけれど。
「でさぁ、」
旬はスープを口に運び、飲み込んでから口を開いた。
“でさぁ"の、“で"がなんだか喉から引っ張り出してきたみたいな声。
というかやっと笑いがおさまったのか。
「夜、俺ら6人集まるから。」
旬は涼しげな表情でそう言いとばす。
ああ、そう、そういう風にいつものノリで頷いて、
いつもの質問を返す。
「どこで?」
すると旬は二本の指をたてた。
「選択肢は二つ。
俺と要路の部屋か、郁斗と修の部屋。」
「男子部屋確定?」
私はレタスをシャキッと噛み切ってごくんと飲み込んでそう問った。
「男が女子部屋行くのはいくらなんでもヤバイだろ」
「まあそうだね。
男子部屋じゃなくてもロビーとか・・・、
娯楽スペース的な部屋なかったっけ?」
私はキャベツを口に頬張りつつ首を傾げる。
私が喋る度、微かにシャキシャキ音がする。
「は?
何言ってんの。
捕まるだろ。このバカが。」
・・・んん?
捕まる・・・?
何に?何が?
え、何、何の話?
何でいきなりバカ扱いされてるんだ私。
おかしい、変だ。
話が噛み合っていない・・・!
「何に捕まるのよ?」
混乱したためか、少し声が裏返った。
「声・・・ッ・・・!」
クスクス旬が笑う。
「いや、今笑わないで。
話が遠回りする。」
自分でも眉毛の形がへの字になった感覚を感じた。
「お、食べてんじゃーん」
そんな時、
陽気な修の声と共に、4人が帰ってきた。