逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「え、何コイツ一人で笑ってんの。
恐ろしいわ」
郁斗は旬を指差して顔を引き攣らせた。
「うわー、珍しいねー。
旬が笑ってるー。」
カチャンと皿をおいて羽美はまるで動物園の動物でも見るかのように傍観する。
「ムービーだ、ムービー」
修はポケットから俊敏にケータイを取り出して旬をかざす。
するとビタッと旬が停止した。
そしておもむろに顔をあげて修を見る。
修も同様に、え、と動作をとめる。
「修、調子のるんじゃねぇ」
・・・威圧感・・・!
何でいきなり?
すると修は斜め45度・・・ではなく90度のお辞儀・・・、
いや頭を下げると言った方がイメージにあうかもしれない。
「すいません、許して下さい、
怒らないで下さい・・・!」
旬はそんな修に一つ睨みをきかせた。
まあこんな光景は見慣れたものだ。
そして旬は4人に座れ、と促した。
私はその時、調度皿の上のものを全て胃におさめてしまったので、
何故か自分でもわからないが、
一礼をして席を立ち上がった。
美味しそうな魚やお肉、出来立てのパンを皿にのせて席に戻る。
さっきは修のせいで旬が機嫌を損ねたが、
テーブルはいつもの雰囲気に戻っていた。
席に座ってまた黙々と食べ進める。
すると旬の声が、あ、とふわりと宙に浮いた。
「・・・ん?どうしたんだ?旬」
要路は旬の顔を除きこむ。
「夜のこと」
旬は無表情で言う。
「あ!そのことか!?」
修のテンションが上がる。
ああ、さっきの。
すっかり忘れていた。
「6人集まる、って奴でしょ?」
「ああ、そのことだ。」
旬は私の目を見てコクリと頷く。
すると修は気分が上昇したのかいきなり話しだした。