逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜




「おま、え?」





「美里、



俺さっき夜集まる、っつったよな。」




旬は顔を歪める。




呆れ顔で阿保、と顔で伝えて来る。




「・・・先生に見つかったらヤバイよ?」




私は不安からか声が細くなった。




皆の考えている事がわからない。




就活の時、


美園は各科の成績優秀者を、


その生徒が希望する会社やら事務所に推薦する。





美園の信頼度も上げるため、


素行も良好な生徒でなければならない。





たかが修学旅行でハメはずしたせいで皆が推薦もらえなくなるのはよくないと思う。




4人はもう既に推薦はもらっている。





「お前は真面目か。」




旬はどーん、と堂々と構えて私を嘲笑う。






「だって・・・、もしかしたら推薦なくなるかもしれないんだよ?」






私は怖ず怖ずと質問を投げかける。




「・・・推薦ねぇ。」




郁斗も顎に手をあてる。





何だか空気がどんよりと暗くなる。





「美里ー、そんな心配しなくていいんだよー。



普通見つかんないしー。




それに美里なんてたくさん事務所からスカウトきてんだから推薦ダメになったって大丈夫じゃん」




羽美はヘラヘラ笑う。




そんな平気そうに・・・、




「私じゃなくて、



4人の」





私は唇をとがらせ、眉をひそめる。




「美里」





私がそう言うと唐突に名前を呼ばれた。




私は羽美を見ていたものだから、羽美から発せられなかった言葉に驚く。





この柔らかい声は、要路。




私は要路の方に顔を向けた。





すると要路は目をグ、と座らせ、落ち着いた面持ちで口を開く。





その表情が私には恐ろしく見えた。





「・・・大丈夫だよ。




俺らのことは。




せっかくの修学旅行の夜だ。




少しくらい調子に乗ったっていいんじゃないかな。




高校生活でたった一回のことなんだから。




俺は思い出を作りたいんだ。




もし見つかったとしても俺達は大丈夫。




推薦が剥奪されても自力で就職する。




だから俺達の心配ならしないでいいからな。」




ニッコリ私を安心させるように笑う。



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