逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「だ、だって・・・!
美里、アンタ忍者・・・!?」
声を最小限に押さえて羽美は言う。
え・・・!?
忍者!?
「なにそれ、恥ずかしっ・・・」
「ハハハッ、ハッ・・・!」
羽美はまたもや声を押し殺して笑う。
くそ、モデル科あろう者が忍者呼ばわりだなんて・・・!
「もう、早く行こう・・・!」
私も声を押し殺して言って羽美を進むように促す。
そしてなんとか9階まで上がって来る。
羽美がケータイを出して、
旬達の部屋に確認をとる。
もう行くよ、9階まで来てる。
そう羽美が打てば、
了解、905。階段から左に向かって5つめ。
そう返ってきて私達は顔を見合わせる。
行くよ、そういう アイコンタクト。
そして音をたてないように、ちょこちょことした小走りで905号室に飛び込んだ。
部屋に入ればスタンドのオレンジ色のライトが小さくともされているだけで暗い。
そして奥には二つの影。
「・・・おわー・・・」
私は声にならない声をなんとか声に変換して安堵のため息を吐き出す。
顔を上げればベッドの上に胡座をかいている要路と旬。
「なんつった今。」
少し笑いの含んだ声。
「た、ため息?」
私はつっかえつつも答える。
ん、まだ修達はいないのか。
私がそう思った矢先だった。
ガチャ、バタン!!!
そんな二つの音が立て続けに0.1秒もたっていないくらいの早さで響いた。
「おぉぉお・・・!」
そんな聞き慣れた声と、驚きで後ろを振り返る。
するとそこには修と郁斗。
二人の顔は笑顔。
ていうか・・・、
「うるさいぞ、ばれるだろう」
要路がそう言った。
まさに、同じ考えでした要路!
「おう、わり。
興奮しちまって」
郁斗は笑って旬達に近付く。
私と羽美もそれに伴い旬達のベッドに近づいた。