逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
今日はメイクめんどいからしなーい、
と羽美が言ったため、
女子の支度時間とは思えない早さで支度を済ませた。
7時17分。
「髪とかやんないの?」
私は羽美の金色の髪を一房つまみ上げる。
「んー、めんどいからいいや。」
「さっきっからそればっかねー・・・」
「んー、じゃあバスの中であみこもうかなー。」
なんていう会話をしつつ食堂に向かう。
またもやスーパースピーディーなエレベーターに感動する。
おお、すごい。
33階まで目にも留まらぬ速さで到着した。
食堂前の広々としたスペースにポツポツと人が見れる。
「女子いないなー」
私はそう周りを見渡しながら呟いた。
「ねー、やっぱり女の子の朝の準備は時間がかかるものなのよー」
羽美は一本調子に言う。
「はいはい、私達は例外ねー」
私達はダラダラ歩いて窓際の淵に座った。
そして食堂の扉を一点に見つめていると。
「おはよー、
ってこの子達目ぇ開けながら寝てるわ」
そんなよく聞く声がした。
んむ・・・?
私はほとんど思考回路を停止させ、
所謂ボーッとしていたのでその声の反応に遅れた。
「・・・あ、郁斗達おはよう。」
「リアクションおせぇ!」
修はケラケラ笑い出す。
郁斗と修がいるってことは・・・。
遠くの方に視線を転じさせると、
そこには昨日から私の頭をとりついている人が視界に入った。
うぅ・・・。
ボンッと昨日の出来事がフラッシュバックしてきた。
どうしよう・・・。
「・・・トイレ行ってくる。」
私はそう言ってその場を立ち去った。
「あと一分でご飯だかんねー」
なんていう声が後ろから聞こえた。
わかりましたー、
と心の中で返事をして旬が視界に入らないトイレに直行した。