逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
旬の喉がゴクンと動いた気がした。
何か、言う。
そう思って身構えた。
私も喉がまたもやかさついて、生唾を飲み込む。
そして旬の端正な唇が徐々に開かれていく。
私はその一連の動作をじっと見ていた。
いや、見ることしかできなかった、という方が正しいかもしれない。
「俺は・・・」
そして旬の声が、この広い二人だけしかいない空間に凜と響く。
な、に・・・?
私の心臓の音はドンドンはやくなっていく。
「・・・俺はお前のことがす・・・「おーい!旬と美里ー!」
ビク、そんな風に私達は二人で肩を揺らして驚いた。
誰かが、旬の言葉を遮った。
私はすぐに声がした方に目線を転がす。
「・・・修」
私は目に映る人の名前をボソリと呟いた。
「朝礼始まっから早く来いって!
呼んで来いって言われた!」
修はこいこい、と両手で手招きする。
バッドタイミング・・・。
嘘でしょ・・・。
聞きたかったよ、旬の言葉。
教えてほしかったよ、旬の言葉。
お前のことが、何?
知りたくてしょうがない。