逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
私は動きやすいように、と選んだショルダーバッグを肩にかけて羽美を待つ。
リュックでもいいな、とか思ったけどフランス人から見てそれってどうなんだ、
と思った結果これになった。
小さすぎず、大きくない。
まさにマストサイズ。
羽美の準備ができて、
私達はホテルの外に出た。
ホテルの出口を出てすぐに見えるのは、数台のバス。
好きな号車にドンドン乗ってけー、
という先生からの指示を受けた。
「あれでよくなーい?」
羽美は目の前のバスを指差した。
「んー、なんでもいい」
昨日の夜更かしのせいか、全てがどうでもよくなっている。
そのため深く考えない。テキトーって疲れない。
私達は直線距離的に1番近いバスを選び、それに乗り込んだ。
そして段の高いステップを三段程上ると自分の瞳孔に移ったのは・・・。
うげ・・・、
・・・旬達だ。
やばいな、
そう1番はじめに直感的にそう思った。
このバスは通路をはさんで右側が三人席、
左側が二人席なのだが、
その1番後ろの一列を四人が占領していた。
四人で談笑していて、楽しげな雰囲気がかもしでていた。
・・・旬と同じバス・・・。
旬以外の三人に気づかれたら絶対に来い来い、と誘われるだろう。
もしそうなったら喋れなくなる。
ドキドキして、
全部わかんなくなる。
私は咄嗟に後ろにいる羽美に振り返った。
羽美はまだステップ一段目。
「ねー、羽美。
ここ混んでる。変えよ?」
私は親指で車内を指す。
「え、全然混んでないし。」
・・・うぐ、ボケてる羽美にもさすがにこれは通用しないか・・・。
私は必死にこのバスから降りる理由を頭をフル回転させて考える。
「美里ー、早く進んでー?
何気に後ろ詰まってきた。」
羽美は私の背中をぐいぐい押す。
結構な力だ。
ええ、ちょっと、
と私は躊躇っていた。
その時だ。
「あれ!?美里達!?
おーい、こっち空いてっから来いよ!」
私はその声が聞こえて、ビクッと反射に近い速さで振り向いてしまった。
・・・気づかれた!
修だ・・・!