逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「んー?修達いんじゃーん。
美里ー、ここでいいよー。
早く進んでよー」
羽美は更に力強く私の背中を押す。
おっとっと、と私はバランスを崩して車内に完全に入り込んだ。
ううう・・・。
確かに羽美、好き人と一緒にいたいよね・・・!
羽美の気持ちも配慮して・・・、
というのは後付けで、
もう何とでもなれ!
という投げやりな考えから1番後ろまで進んだ。
「おーう、美里、俺の隣座れよ。」
1番奥についた、と思えば急に郁斗に手を引かれた。
え、やだ。
私はすぐにその感情が浮かび上がった。
「いや、席足りないし。
二人席んとこに私達は座るよ。」
と丁重にお断りした。
だけど・・・、
「補助席あるし。」
「いや、補助する理由がない。
普通に席空いてる。」
さっきの混んでる、という言い訳が全く通用しないのは当たり前だ、
というほどのガラガラさ。
「それに女の子に補助席座れって言うわけ?」
私は腰に手をあてて、座ってる郁斗を見下す。
「じゃ俺が補助席座るわ。」
ニッと爽やかに見える笑みを浮かべる。
っ!そうじゃなくて・・・!
「今更席変えんの色々面倒でしょ?」
私もまだまだ引き下がらない。
郁斗は三人席の方に座っていて、しかも窓側なのだ。
その隣には修が座ってるから、わざわざ補助席に出てくるのは結構大変。
「いや、別に?
ほら、羽美、修の隣行け。」
郁斗はニヤニヤしながら席を立ち上がる。
修にも一旦席を立たせて郁斗は通路にでる。
っ、郁斗、羽美が修好きなの感づいてるの・・・?
そのことに私はドキドキした。
修が窓側に詰めて、羽美がその隣に座る。
私は今の状況をめんどくさく感じた。
だってせまい通路に郁斗が前に、私が後ろにいる。
つまり、私は補助席でない普通の席に行くのがすごくめんどくさい。
「いいよ、私補助席で。」
私は郁斗を押して、通常の席に座らせて、
私はガコンと補助席を倒してそれに座った。