逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜




先生の後について行くと、



なんだかプラネタリウムみたいな球体を半分にしたような大きな建物に入った。





どうやらここはホールらしい。





入り込んでいくと、金色の髪がたくさん見えてきた。




「・・・わぁ・・・」




私は思わず声が漏れた。




広い建物や、この学校の生徒達に対して。




私達は指示されるまま、置かれた椅子に座っていく。




隣は羽美だ。





「金髪だわー。」




「ね、やっぱ目も青いし・・・!」




そんな会話を繰り広げた。




テンションあがるなぁ。




ファッションショーとか色々見てきていたから、



すごい個性的なファッションなんだろうな、


とか思っていたけどそうでもない。




直にフランスのファッションが伝わってなんか楽しい。




するとステージの上にダンディな男性が出てきた。





男の人にしては長い黒髪に、髭をはやして。





そして聞き取れない言語を喋る。




それをマイクをもった美園の先生が瞬時に翻訳する。





美園の先生は三つの言語が喋れることが採用規定になっている。




「オ、ハヨ、ゴザイマス」




ここの生徒の人達だろう、



カタコトの挨拶を皆でしている。




「ヨーコソ、イラッシャイマシタ」




聞き取りづらいけど、歓迎されていることは分かる。




すると壇上に見慣れた姿が現れた。




「・・・え」




旬だ。




・・・代表生徒の挨拶だろうか。




なんだかドキドキ胸が高鳴った。




「Bonjour.


Enchante.Je′m appelle・・・」




流暢なフランス語らしき言葉がマイクから響く。




周りからは小さく女の子の歓声が起こった。




「旬さんフランス語話せるんだね・・・!」




「まじカッコイイ・・・!」




「惚れ直したわ・・・」





なんだか胸がズクンと痛んだ。




すごいなぁ、旬。




私じゃ到底できないことをいとも簡単に行ってしまう。




そして旬の挨拶が終わると割れんばかりの拍手に包まれた。




それからはレクやフリータイムがあった。




フランス人の子に着物を着せてあげたり。




モデル科で和服を着る実習があったのでこれは楽勝だった。
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