逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜



その日は軽く羽美と遊んで帰宅。




次の日はしっかりと学校に行った。




その次の日は放課後になったら即帰り。





笹島さんが裏口で待ち構えていたのでそれに乗り込んだ。





「さあ、行きますよ。」




なんてミラー越しに目を合わせて出発。




私はケータイを弄ったり、窓の外の景色を見たりしていた。





「・・・そうだ。」




信号待ちの時、唐突に笹島さんが思い出したように言った。




私はん?と顔を上げた。




「Love&Dreamのファッションショーのモデルのオファーがきたので受けておきました。」




そう言った次の瞬間信号が変わった。




笹島さんはアクセルを踏んだ。




・・・?





私は一人、時が止まっていた。




・・・え?





え、何、何だって?





らぶあんどどりーむ??





・・・えぇっ!?





「ラブドリのですか・・・!!」




私はそう広くはない車内でそう叫んだ。




「・・・美里さん、声が大きいです。」




笹島さんは首を竦めた。




「・・・あ、ごめんなさい。」




・・・私が叫んでしまうのも無理ないと思う。





Love&Dream・・・




女子中高生の間ではラブドリ、なんて略されて大人気。




会社を設立してから10年も経たぬまに日本の店舗数は数え切れず、



海外への出店もしている超大人気ブランドだ。




価格も女子中高生でも手のだしやすいリーズナブルな価格設定、



質もよく、どんなジャンルもあるような。





ファッションショーも特殊で、価格を抑えるためにモデルのオファーは5〜10人程度。





それに選ばれるのはモデルとしての誇り・・・



憧れるな、なんていつかに話した気がする。





「・・・す、すごいです。



私が出れるんですか・・・!?」





「はい。



でもこれからまた忙しくなりそうです。



打ち合わせなどたくさんありますから。」





キリッ、とした瞳で言う。





・・・ギクリ、





その瞳に少し怯む。




けどすごく楽しみ・・・!




ファッションショーに出れる・・・!




しかもラブドリの・・・!





私の感情は高ぶった。





「日にちは?」





「ファッションショーは2月16日です。」




そうそう、


ラブドリのファッションショーはバレンタイン近くにやることが多かった。




うわ、うわ・・・すごいな・・・!





口元が緩んでしまった。
< 197 / 295 >

この作品をシェア

pagetop