逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
その日の収録はファッションショーの依頼のせいか、
すごくテンションが上がって楽しく喋れた。
緊張してないねー、なんて言われて。
あ、と思って。
心臓が爆発してない・・・!なんて驚いた。
その仕事が終わってからはそのファッションショーの事で頭がいっぱいだった。
楽しみだなー。
けどちゃんとできるかな?
いや、やりきる。
私のデビュー戦みたいなもの。
テンションすごい上がる。
ヤバい。
「打ち合わせは早速次の土曜ですから。
CM撮影はその二日後。
CM撮影の日は学校を休むことになりますが・・・」
帰り際、私の家の前に車をとめて手帳を見ている笹島さん。
そうか、休まなきゃいけないのか。
「わかりました。」
私は笑顔で頷いた。
「そうです、CMの台本渡して置きます。
よく読んでおいて下さい。」
「はい。」
私は台本を受けとった。
「今回打ち合わせについては・・・?」
「社長からの伝聞になるかと。
大丈夫ですよね?」
キラーン、そんな瞳を向けられた。
大丈夫・・・かな?
いや、少し不安だけどきっと大丈夫。
「大丈夫です。」
私は頷いた。
うん、と笹島さんは笑って去って行った。
その日、寝たのは1時。
11時に帰宅したのだからしょうがない。
それでも元気でいれたのはファッションショーの出演で気分が上がってるから。
皆にも、なんか明るいね、
なんて少し引き気味に言われた。
だって、楽しみなんだから。
ずっとニコニコと、いや、ニヤニヤとしていたのかもしれない。
それでも台本はしっかりと読んだ。
なんか、台詞があるけど。
・・・演技・・・?
いつもの自分なら絶対に不安になるのに、
浮かれているせいか大丈夫でしょ、
なんていう風な気持ちだった。