逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
土曜日―――
待ちに待った、今日が来た。
打ち合わせはLove&Dreamの本社で行われる。
あの、あの!
憧れのラブドリの本社に入れるんだよ・・・!?
そりゃもうテンション上がりまくりだって・・・!
「・・・美里さん、少し落ち着いて。」
「お、落ち着いてます!」
私はそう言ってフン、と息を吐き出した。
「・・・完全に吃りましたよね。」
笹島さんは呆れた顔で冷ややかな目線を送って来る。
「いいですか、これは仕事ですよ。
プライベートじゃないんですよ。
気を緩めないで下さい。」
キッと睨まれる。
・・・仕事・・・か。
・・・私はまだ新人、足引っ張ってられないもん。
今から足場を固めていかないと。
私は頬を叩いた。
「すみません。」
私はきっちりと頭を下げて社内に入り込んだ。
受付で場所を聞いて、私達は指示された部屋まで行った。
そこにはもう既に4人の女の子と1人のメンズモデル。
わ、あの子よくテレビに出てる子だ・・・!
あの子はCM、あっちの子は色んなファッション誌に出てるし・・・!
ヤバい、すごいなこのモデル勢。
「おはようございます。」
それでも私は怯まずに笑顔で挨拶。
あざまーす、なんていう怠そうな声でメンズモデルから返事。
女の子達は明るく返事が帰ってきた。
私も椅子に座って待つ。
数分してからもう1人女の子、
2人の男子が来た。
そしてまた待つこと5分程度。
「お待たせして申し訳ありません・・・!
今回ショー仕切らせてもらいます、
チーフの栗山樹菜です。
お願いします」
名刺を一人一人に渡して挨拶をする彼女。
栗山さん・・・。
可愛らしくも、大人っぽさとかっこよさが漂ってる。
仕事できます、って感じだ。
あ、左薬指に指輪・・・。
結婚してるんだ・・・。
あんな若いのに。
24とかじゃないの?
私は栗山さんをじっと見つめた。
そうしている間にゾロゾロと社員であろう人達が可愛い服を持って入室してきた。
わあ、わあ、わあ・・・!
可愛い・・・!
私は目を輝かせた。