逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「・・・美里が遠くの世界の人に見える。」
旬はそう言って唇を噛み締めた。
ドキン、私の心は疼いた。
っ、遠くの、世界・・・?
「・・・手を伸ばせば、こんなに近くにいるのに。」
そう言って旬は私の手をとって握る。
徐々に力が強くなる。
ドキ、ドキ・・・。
私の心臓の音は加速するばかりで。
・・・旬・・・?
いつもと、雰囲気が違う?
「・・・好きだ。」
旬の唇はその音と合わせて綺麗に動いた。
ぎゅう、そんな風に更に力が加わる。
旬の体温が伝わって・・・熱い。
何これ、何この状況。
「・・・え?」
今さっきなんて言った・・・?
好きだ・・・?
好きって、え?
Like?Love?
こ、こ、告白なの!?
旬はカッと顔を赤らめた。
・・・あ、
可愛い、なんて。
「・・・お前が好きだって言ってんだよ・・・。
頷け。」
旬は私を見つめた。
喰らうように、じっとりと。
そんなの、答えは一つしかないの。
鼻の奥がツンとした。
「私も、好き・・・っ」
やば、嗚咽が。
涙が、出てる。
「・・・なんか、ごめ・・・」
私はグスグス涙を拭う。
・・・ギュッ
私の体が何かで包まれる。
「・・・ありがとう」
耳元の囁き。
抱きしめられている、旬に。
なにこの、浮遊感。
どうしよう、天にも昇る心地ってこのことなのかな?
すると旬は体を離して肩を掴む。
「・・・んっ・・・」
次の瞬間に唇を奪われた。
「・・・んん」
ちゅっ、と唇と唇が重なり合う音が響く。
ああ、とろける。
脳が・・・ボーッとする。
気持ちが一緒だと・・・全然違うんだ。
一緒に、宙にいる。
ここは、私達二人だけの世界。
そんな風に思わせた。