逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
手、繋ぐの何気に二回目だ。
うわ、手汗かいてないかな。
旬どんな顔してるんだろう。
顔、あげらんない。
「今日なんか、」
旬が切り出す。
私は反射的に顔を上げた。
そしたら、
「可愛いな。」
私の目を見て、そう言った。
・・・クラッ。
脳が揺れた。
な、に。
その悩殺的言葉。
かわ、いいとか・・・
「反則ッ・・・」
小さく呟く。
「何が?」
小さく呟いたのに聞こえた見たいだ。
「照れるよ・・・」
「ふは、本当のこと。」
「・・・っ、この天然タラシ!」
なんでこんなにナチュラルに言えんの・・・!
飾ってない、つくってない、狙ってない。
それが異様にドキドキする。
「タラシって」
「もー・・・」
「なに、怒ってんのか?」
「怒ってないけど・・・」
「じゃあいいじゃん」
そう言って片方の手で私の頭をポンポンってした。
・・・!
だからこの天然タラシが!
ポンポンって・・・!
女子の夢ー・・・!
キャラが違うー!
もっとこう、旬はクール系のツンツンした奴だと・・・!
こんな甘いムードはフツーない!
「そーいえば、今日打ち合わせあるんだけど」
また旬が言う。
「あー、ショーのね。」
私はつっかえないように言った。
「ああ。」
「私も行くと思うよ。
まだ詳しく聞いてないけどね。
マネージャーさんから連絡あると思うし。」
「そうか。」
そんなことを喋っている内に学校に着いた。
まだ登校している生徒は少ない。
少ない生徒の中にも私達の繋がれた手を凝視している。
うわ、なんかいたい・・・。
そんな見ないでー・・・。
「ね、旬。手はなさない?」
私は旬を見上げた。
身長差は低いんだけどまだ見上げられる高低差。
「なんで」
「見てる。」
「よくね?」
「よくない。」
軽く言い争う私達。