逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「恥ずいよ。」
「いいだろ。見せ付けてんだから。」
そう言うと額に唇を寄せ手きた。
・・・!!
離れるときには、艶やかな笑みを浮かべられた。
おでこに、ちゅーされた。
私は俯く。
顔が赤いのがばれないように。
きゃーっ!
遠くから小さな悲鳴、というか歓声が聞こえた。
う、うわぁ・・・。
皆に見られちゃったよぉ・・・。
なんだか泣きそう。
「照れんなよ。」
「・・・」
「・・・怒った?」
なんだか楽しげに弾んだ声色。
「そりゃ怒るよ・・・!」
顔を上げてキッと睨む。
何故か少し笑ってるような口元。
「ごめんごめん。」
「ごめんは一回でしょ!
ごめんの価値が下がる・・・!」
はいはーい、とかえした旬はさらに手を強く握り、私を引く。
そのまま校舎に入ってエントランスの椅子に腰掛ける。
「今何時ー?」
「8時15分」
「じゃあそろそろ皆集まる頃かなー。」
そう言って、10分ちょいくらいで他の4人がやってきた。
猛ダッシュで。
「うわぁ、何であんな走ってるの?」
と私。
「知らね。」
興味ないのかなんなのか冷たく返される。
「・・・これ、何!」
私達の目の前に立った4人は同じような紙一枚を私達に差し出した。
「・・・!」
私は渡されたものを見て瞳孔をこれでもかというくらいに開いた。
「おお、すげーな。」
言葉を失う私に対して旬は楽しげ。
「・・・なな、なに、何これ・・・!」
「私が聞きたいんですけど!」
と羽美。
渡された紙には、
<号外!学園新聞
モデル科No.1と服飾科No.1、熱愛発覚!?
早朝の学園内で手を繋ぎ登校。
そして額にキス!
Kくんはクールキャラですが、恋愛には積極的!?>
ほんと、なんなの!
写真つけられてるし!
本当に芸能界をとりあつかうみたいな内容じゃん・・・!
「付き合ってんの。俺ら。」
「!」
そう言うといきなり旬は私の肩を引き寄せる。
すると羽美はキャッ!と飛び跳ね、
修も戸惑いつつも喜んでるように見えて、
要路は考える人、のように鼻に手をあてて、
郁斗は悔しそうにムッと唇を尖らせた。