逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜



「あの、ねぇ。



土曜日、き、す、してるとこ・・・?



見ちゃったんだよねぇー。」




私の顔を伺いつつ言う。




私は思考回路が一瞬全て消えた。




う、そ。




・・・超恥ずかしいヤツだ・・・!




う、う、うー、穴があったら入りたい・・・!




「もしかしたらぁ、



木崎くんが美里ちゃんを一方的に?



迫ってるのかなぁー、とか。



思ってたわけ、よ。」




影山さんは落ち着いた声色で言う。




いや、いや、いや・・・!




「すごく恥ずかしいです・・・。



ごめんなさい、あんな見苦しい場面を・・・」




「いやいや!大丈夫よ!



私なんか一万人以上の前でキスしちゃったことあるんだから!」




苦笑いの影山さん。




一体何があったのか。




それは後々知ることとなる。




打ち合わせの際、旬とも少し話せた。




その時は影山さんも旬も、仕事とのスイッチの入れ替えがしっかりしていて。




一切さっきのような話にはならない。




真剣な、眼差しで。




「美里ちゃんには、やっぱり15くらい着てほしいよ。」




「そうですね、同感です。」




「大丈夫?咲田さん。」




「大丈夫です、任せて下さい」




私は頷く。




そして着ていく服を仕分ける。




「このワンピースは美里ちゃんのイメージ。」




「こっちは華ちゃんのだな・・・」




「これはスラッと感重視だから美里ちゃんだよねぇ。」




ファッションショーを作り出すチームは皆かっこよかった。




そして私が着る15着が決まり、


私はサンプルを見てイメージを固める。




「まだ時間はあるし、大丈夫かな!


うん、今日はモデルさん達は解散!ありがとうございました。」




影山さんは私達モデルに深々と頭を下げた。




私達が帰ろうとしていると、まだ仕事の話が聞こえて来る。




仕事熱心で、素敵。




「明日会場の下見いける?」




「はい、大丈夫です。」




「BGMの準備とか、照明の依頼は?」




「あ、まだ・・・BGMの方は・・・」



「いつも依頼してるとこわかる?


そこに電話よろしく。



くれぐれも失礼のないように」




「はい、行ってきます。」




「お願いねー」




影山さんは指差し指差し確認をとっている。




すごく、憧れた。
< 213 / 295 >

この作品をシェア

pagetop