逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜



むすっ、まさに今そんな表情だと思う。




「美里ー、そんな仏頂面すんなよ」



修が私の頬をブスブスさしてくる。




「だって・・・。



また、号外・・・」




「しょうがないじゃん!



お前ら目立つから」




「旬のせいだもん。



ていうか1番悪いのは郁斗!」




私は郁斗を指差す。




「おいおい美里ちゃん、


人を指差しちゃいけねーよ?」




ケラケラ笑ってる。




今は放課後でアトリエ。




私達はこの学校最後のファッションショーの服を作るためやってきた。




私はいまだに朝の事件を根に持っている。




「信じらんないよ、もう嫌。」




「美里。」




私が愚痴をさらに言うと私のカレの声がした。




私を、呼ぶ声




私はハッと顔を上げる。




「デザイン出来たから。」




ひらり、テーブルの上に髪を落とす。




私はそれを身をのりだして見る。




「・・・わぁ!



可愛い!超着たーい!」




さっき自分が不機嫌だったなんて嘘みたいにテンション上がる私。




オレンジの華やかなミニドレス。




前の丈は太ももまでと短いけど、後ろの丈は足首まである。




変型ドレスだ。




胸元にはオレンジ色のマーガレットちりばめられている。




「季節感を相変わらず無視すんな、お前は。」




呆れたように郁斗が旬に言う。




「いいだろ、美里が気に入ってんだし。



今回重視してんのは季節感じゃねぇだろ。



一応、学年末ファッションショーだから。」




郁斗に冷たい目線を向ける。




「じゃ、作りはじめますか!」




修がパチンと手を叩く。




「しっかしこれで最後か。」




「そうだな、少し寂しいな。」




「ちょ、そういうこと言わない!」




「でも、学生最後のドレスだ。




気、抜くなよ。」




旬が皆に呼び掛ける。




「円陣とかやっちゃう?」




と郁斗。




「わ、せいしゅーん」




「いいじゃないか。やろう。」



と、ニッコリ要路。




肩に手をまわす。




「・・・これで最後。



悔いがのこらないように、全力尽くすぞ。



よし、やるぞ」




「「「「「イェーッ!」」」」」




私達は大きな声で叫んだ。
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