逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
それから7時くらいまで作業して解散となった。
私は基本見てただけだったけど、
今回は最後だし、お花を縫うのを手伝った。
やっぱり見ているより作業する方が楽しい。
皆でつくる、最後の舞台。
それはたった、一分くらいだけど。
最高なものにしたいから。
帰りは旬に送ってもらって、家に帰った。
それからの毎日は超忙しかった。
ラブドリのショーのことをやったと思えば、
今度は学校の方を作って。
今まで放課後しかやっていなかった作業もソッコーでお昼ご飯食べて昼休みにやるようになった。
そして私は雑誌にも色々出させてもらって。
雑誌は恋愛のことも聞かれるけど、彼氏がいることを言ってもオッケーだって。
まあそんなにでっかく公表せず、聞かれたら答えるレベルで。
そして三週間くらいたってCMが公開されれば私の人気は急上昇。
すごくありがたいことに。
「美里さん、仕事の件数増えてます。
バラエティ番組、3本、
雑誌の取材、4本
広告の依頼、2本・・・」
「ま、まじですか。」
私は電話の向こう側で息を荒げつつもなんとか喋っている声を聞いて若干ひいた。
「まじです。今週学校いけるの一日のみです。」
「はい」
学校には行けないけど、望んでいた仕事ができる喜びってこの上ないなぁ。
そして私は猫の手もかりたいくらいにてんてこ舞いになりながら仕事をこなす。
「美里さんいい感じでした。
また次も出演お願いします」
「こちらこそお願いいたします!」
「さすが美園在籍中だな。
いい画がとれたよ。また次もね。」
「ありがとうございます!」
私の評価は順調過ぎて怖いくらいにいいものばかりだった。
そして広告のCMを受けたからか、
町中が私の写真で溢れていた。
今では変装しないと外を出れない。
前の羽美みたいにどでかいサングラスをかけている。
久々に学校に登校すると、羽美が泣いて飛びついてきた。
「美里!久しぶりだよー・・・!」
「うん、久しぶり!」
学校に来たのは一週間ぶりくらいだろうか。
ぎゅー、と羽美と抱き合う。
旬にも会えて、私は嬉しかった。
「・・・旬、大丈夫?くま、すごいよ・・・」
旬は疲れ果てていたような顔だった。
「・・・あぁ。最近忙しくて。
ショーも近いし。
あと五日だぞ。」
「ラブドリの方ね。
楽しみだよ。」
「どう、そっちは。」
「・・・やりたかった仕事がこんなにできて、嬉しいよ。」
「俺も。自分が好きなことを仕事に出来るって幸せなことだよな。」
ふふ、私達は笑った。