逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「なぁ、昼休みちょっと時間あるか?」
「?・・・うん。」
「じゃ、中庭な。」
旬はそう私の横をすり抜けると同時に耳に囁いた。
「・・・え?」
私は背中を向けて行ってしまった旬の背中を目で追う。
中庭?
何で?
服はいいの?作業は?
頭にクエスチョンマークがぽんぽん浮かぶ。
「・・・ま、いっか。」
私はそう完結させて、予鈴がなったので教室に入った。
授業は久々だから、何がどうなって進んでいったのかわからなかった。
けど、他にも欠席者は多い。
仕事が入る子が増えてきた。
ポツポツと間の空いている机。
皆、同じだ。
皆、頑張ってるなら・・・私も。
うん、そう頷いて授業に臨んだ。
そして4時間目が終わって、私はすぐに中庭に向かった。
「さっむー・・・」
わー、マフラー一応もってきてよかった。
私をそれを首にぐるりと巻き付け、
枯れた芝生の上に敷かれているコンクリートの上を歩いた。
旬は、どっこかなぁー。
キョロキョロと周りを見回す。
冬の景色が目に映る。
中庭の木は真っ裸。
風の匂いが、冬を感じさせる。
「・・・あ。みっけ。」
私が探していた人物を見つけた。
木の根の上に腰を下ろしてコクリコクリと首を動かして寝ている。
私はすぐ側に駆け寄る。
そして私は旬の前に座り込む。
顔を覗き込む。
「ほんとに寝てるー・・・」
呼び出したくせに、
なんて少し頭によぎったけど、
・・・旬の顔をみたらしょうがないなって思う。
こんな、疲れた顔をして。
・・・大変そう。
私は旬の頬をつつく。
「きれーな顔・・・」
私はまじまじと顔を観察する。
まつげながーい、顔もちっちゃいし、
鼻も高い。
整ってるな。
「・・・み・・・」
私がほう、と息をついた時だった。
旬が声を発した。
私は驚いてすぐに離れた。
・・・でも起きる気配はなかった。
寝てるだけかい。
ふう、私は何だか安堵のため息が出た。
どんな夢を見てるの?
「・・・みり・・・」
でも安心してられるのはその一瞬だった。