逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「・・・バ、バカじゃないの・・・!?」
私は眉を寄せた。
本当に何言ってんだ。
今集中しなきゃいけない場面で・・・!
そう言おうと口を開いたの。
けど、その瞬間に唇が触れた。
何の前触れもなく。
横に立つ旬は私の視界に入ってきたと思ったらすぐに唇が触れていた。
弾けるような・・・そんな感じで。
ちゅってすぐ離れた。
そしてもう私の視界の中には旬の顔はない。
何もなかったみたいなフリをして平然と隣に立っている。
私は唇を押さえた。
「・・・何がしたいの・・・!」
私は旬の肩を叩いた。
「・・・え、なんか。」
なんかって何・・・!?
「バカバカ!」
私は旬の肩をポカポカ叩く。
すると旬は痛くも痒くもないように笑って私の手をとめた。
そしてニヤリ。
私の目にしっかり映る。
・・・今度は、何・・・?
「かわいい」
そう言って手を離した。
・・・ッ!
私はすぐに顔を背けた。
そ、れ、ずるい・・・!
狙ってる、狙ってるよ・・・!
あざとすぎる・・・!
顔熱い・・・!
「赤い」
「・・・ッ」
また笑顔で優しく言うものだから。
私は何も言えなくなって固まる。
それを、旬はわかっているのか、いないのか。
「・・・緊張解けたか?」
旬はコテンと首を傾げた。
「はぃ?」
「さっきっから体ガチガチ。」
「・・・え、」
それってさ・・・。
き、キスとか・・・、
私の緊張を解くためにやった、ってこと?
・・・!
何それ!
「もっと他の解き方があるでしょ・・・!」
また旬をどつく。
さっきよりも力を込めて。
「いてぇ」
旬は私を見た。
私はフンッと顔を合わせなかった。
もう、何なんだよー・・・。
すごい頬熱いし。
でも旬、
実際緊張解けたよ・・・。
認めたくないけど・・・。