逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
修はやはり片手にブーケを持っていた。
「ほんと、もう美里最高だった。
・・・美里ぃっ!」
羽美が真剣な瞳で伝えてきたと思ったら、
急に壊れたかのように私を抱き着いてきた。
「ありがとー!羽美ー!」
「美里ー!」
私達は完全に崩壊して自分達のテンションをぶつけ合った。
そんな中郁斗や要路が声をかけてくれた。
「・・・美里、本当によかった。
何か・・・伝わったよ。」
要路が尊い目線を向けて来る。
今にも瞳がこぼれ落ちそうな・・・そんな目。
「おー!美里よかったぜ、マジで。
俺と結婚しない?」
「しないよ。」
「即答!?」
郁斗は泣く真似をした。
はは、と渇いた声で笑っておいた。
すると羽美が離れた。
「そーいえば、
後夜祭出るでしょ?」
私にキラキラした瞳を向けてきた。
「うん、もちろん!」
私は頷く。
きゃー、楽しみー、なんて羽美はスキップし始めた。
相変わらず変人だ。
それから私達はドレスのまま写真をとったりして結果発表まで待っていた。
結果発表の時刻になり、私達はまたステージに上がった。
その時はもう完全に笑えていた。
10位からの発表のときも、
私達は小突きあったりしてあまり意識していなかった。
「それでは、1位の発表です。」
担当の先生の声が響く。
私達はその時始めてふざけるのをやめた。
「1位は・・・、」
なんか緊張するー・・・。
先生ためないで・・・。
私は自分達が呼ばれることを願った。
「・・・見事なマリエ姿を見せた・・・!
木崎、飯島、谷崎、沢田、咲田チーム・・・!」
・・・!
私達の名前が呼ばれた瞬間に会場が湧いた。
「よっしゃ・・・!」
「やったぁ・・・!」
私達は喜びの声を上げてハイタッチをかわした。
「表彰をします、前に出てください。」
私達はノリで肩を組んで前まで行った。
「あなた達は、美園学園ファッションショーにて、
見事な世界観と周りを圧倒させる芸術で・・・」
私達はそんな校長先生の声を聞き、賞状とトロフィーを受け取った。
「イェーイ・・・!」
私達は一緒に叫んだりした。
5人で輪になって右手のピースサインを天に掲げたりした。
そして最後に、
「本当にありがとうございましたー・・・!!!!」
と、5人で全力で叫んだ。
全力疾声と表したくなる声。
そして私達のファッションショーは本当に幕を閉じた。
それからは一旦家に帰ってからまた集合することになった。
ドレスは学校に置いてきた。
私達は7時くらいになって学校に向かう。
「うわー、もうキャンプファイヤーやってるし。」
「すごーい・・・!」
羽美は両手を組み合わせて、
目に宝石でもいれたように瞳を輝かせている。
「今日何やんの?」
修が郁斗に尋ねる。
「告白大会とかあるらしいよ。
それと、ミスコン、ミスターコン?」
「どんまい、美里でれねーな。」
修がニヤリと笑ってきた。
「羽美がとってくれるよ。」
「あー、そーだな。」
修は閃いたように言った。