逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
私は修の方を向いた。
すると修はまさか・・・、みたいな、
なんだか身構えたような表情をしていた。
そしてまた羽美を見た。
すると羽美は大きく息をすっていた。
これから叫びますよ、
そう予言するかのように。
「・・・ッ!
私の好きな人はーぁぁあ!」
キーン、
羽美がそう言い出したとたん耳が痛くなった。
・・・ほんとうに叫んだよ。
私は頭をポリポリ掻いた。
そして私は彼の名を待った。
「・・・飯島修です・・・!」
そう羽美は言って息をはきおえた。
ええええー・・・!
なんて会場全体が修を凝視した。
修はあんぐりと口を開け、
そして目を見開いている。
私はまた羽美に視線を戻す。
あ、また息吸ってる。
何か言うぞ・・・。
私は手を両耳にあててスタンバイした。
「修ー!ブーケキャッチしたでしょー・・・!?
私がー、修を幸せにする人なんだよー!
絶対修を幸せにする!
だからついてこい!」
羽美はそう言って肩で息をしだした。
すると係員さんが修にマイクを手渡しにやってきた。
「おい、修ー、上がれよー!」
「ステージ上がれー!」
「修ー!」
修がマイクをとった途端に修に野次のような声が飛び交う。
そしてついには、
「修ー、修ー、修ー!」
なんていう修コールがかかり始めた。
え、え、なんて修は押されるがままにステージに立つ。
そして羽美と向かい合った。
う、うわぁ・・・。
私はドキドキハラハラがとまらなくなった。
すると修は頭を掻いた。
そして大きく息を吸った。
羽美はじっと修を見つめている。
「・・・えーと・・・、
いきなりの告白で驚いてます・・・」
修は小さな声でボソボソと喋りはじめた。
「・・・なんつーかね、
ついてこいって、男が言うことだろ?
羽美たくましすぎるわ。
俺が超軟弱みたいじゃん。」
ハハハ、と付け足す修。
会場も空気をよんで数人笑った。