逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
そのまま腕を引かれたまま私達は修達の所まで戻ってきた。
「お前ら・・・」
「美里と旬いつまでその格好でいる気なの?」
修には呆れた顔を向けられたが、
羽美の表情は輝いていた。
「あ。」
旬は思い出したように言った。
着替えるの忘れてたのか、
と私は旬を睨みつける。
「・・・忘れてたんかい!」
修の鋭いツッコミが入る。
「せっかくだから記念写真撮ろー!」
羽美がウキウキした様子でカメラを取り出した。
「お、いーじゃん、撮ろーぜ」
郁斗も何故か張り切りだす。
「設定的には友人の結婚式に呼ばれた感じかなー?」
羽美がカメラ機能をいじりながら言った。
え、なにそれ。
結婚式とか・・・、コスプレ感覚なのに。
「じゃあ俺美里の夫ー」
郁斗がハイハーイと手を挙げる。
「郁斗、お前は頭が悪いのか?
そこは旬に決まっているだろ。」
要路が郁斗の揚げた手を叩くように下ろさせた。
ありがとう、要路。
「私のケータイでもとってー」
私は羽美にケータイを預けた。
「え!私も入りたいんだけどー・・・!」
羽美は目を見開いて頬を膨らませた。
「あ、そうだよね。」
ごめん、と続けた。
じゃあだれかに・・・、
と探したら先生を発見したので私達は先生に頼んだ。
「人使い荒いな、お前ら。」
「近くにいる人は教師でもつかえ、
って感じじゃないスか?」
「谷崎、使い方違うと思うぞ。」
調子よく言った郁斗にキリリと睨みが入った。
アハハー、と受け流す私達。
「撮るぞー」
私達はポーズを決める。
それから色々盛り上がって、ジャンプしたり、
中々面白い写真も撮れた。
先生はまだやるのかよ、
と半ば呆れ気味であった。
そんなこんなで後夜祭も終わってしまった。
私達は着替えてから、
興奮から浮足だったまま、
帰路についた。