逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
それに加えて今日から4時間授業。
もう皆進路が確定しているから、卒業まで遊ぶぞ!、
ていう少し浮かれた空気。
卒業式の練習も終え、今日の学校が終わる。
「んー・・・!」
私はグーッと伸びをした。
パラパラと帰っていく皆を私は見つめた。
・・・皆とも、分かれちゃうんだろうな。
一緒に学んできた仲間。
ライバルとも呼べる。
そんな子達とはもう、関わることはなくなっちゃうのかなぁ・・・。
私は机に視線をうつす。
この机も、あとちょっとでさよならだ。
私は腕時計に視線をうつす。
「あっ・・・!」
私は時計のさす時間にギョッとした。
やばい!
もう笹島さんきてるかも・・・!?
私はガタリと立ち上がってかばんを肩にかけた。
最近はファッションショーの事で忙しかったから仕事をずらしてもらってた。
だからツケがまわってきてこれからはぎゅうぎゅうのスケジュールなの・・・!
私は裏口にとまっている車に飛び込んだ。
その瞬間にギロリと鋭い目つきで睨まれてしまった。
ひいっ・・・!
私は首筋から腰にかけて、凍るような気がした。
「あと5秒で怒るところでした。」
さっきの般若のような顔とは打って変わってニコリと笑う笹島さん。
もう怒ってるんじゃ・・・?
という事は言わないことにする。
今日の仕事はまず番組撮影から。
その次は広告の撮影。
撮影は11時にまで及び、
家に帰ってきたのは12時だった。
「・・・これずっと続くのか・・・」
私はベッドに倒れ込みながら言った。
・・・忙しくさせて頂けるのは本当にありがたい。
ほんのちょっと前まで一般人だった私が、
テレビに映ってるってことも夢かって思う。
嬉しいことだよなぁ・・・。
うんうん、
私はそう噛み締めながら思った。
それからそんな毎日が巡りはじめた。
午前中は学校、午後は仕事・・・。
でも卒業式と卒業式前日は休みをもらった。
よし、絶対前日には思い出作りするぞ・・・!
私はそう心に決めた。