逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「風通しいいなー・・・」
「イコール、寒いね。」
「今日天気よくてよかったなぁー。
曇りとかだったら俺ら凍えてたな。」
やってきたところ、
それは河原。
「夏だったら最高だったねー」
羽美は川に足を浸すことができなくて残念がっている。
ただいま1時。
ご飯も食べずにここに来た。
ちなみに自転車。
それも2台。
2ケツ、という青春を謳歌するためだ。
「とりま2ケツでここ一直線ブワーッとしよーぜ!」
修が両手で道を示し表す。
平日のこの時間帯だからか、
いるのは散歩している老父と犬くらいだ。
「乗れ」
自転車に跨がった旬が言った。
ちょっとその仕草に胸がキュンと鳴ったのは隠せない。
「・・・重いけど・・・乗りまーす・・・」
私は慎重に自転車の後ろに横向きに乗った。
「お前が重いっていうことに分類されたら世界の人類はどう分類されんだよ。」
フッ、少し鼻で笑いつつも言い放った。
「いや、えぇ?」
「つかバランス取れねー。
走るぞ。」
旬は私の反論の言葉を遮って走り出した。
「うわっ!」
私は咄嗟にしがみつく。
すると修と羽美も走り出したようでギャーギャー言いながら漕いでいる。
「ムービームービー!」
羽美はケータイを取り出しつつ言う。
「お前手放すな!
落ちるぞ!」
「大丈夫だよー、
モデル科のバランス感覚なめんといてー。」
「はあ!?」
「旬達もとってあげるー」
羽美は平行する私達もカメラに押さえている。
「あ、私も羽美達とってあげる。」
「ほんと?じゃあケータイパース」
ポーイ、そんな風にケータイをこちらに投げた。
「え!?」
私も片手でなんとかキャッチ。
すると修が騒ぎ出す。
「お前はアホか!
ケータイ落とすぞ!」
「大丈夫だよー。
カバーはシリコンだしー」
「あんま関係なくね!?」
「そんなことよりー、
美里ケータイパスしてー」
羽美は片手を私に向けた。
いや、え!?
「そんなことよりって何だよ!」
「修うるさーい、
美里、ヘイ!絶対落とさないから!」
そう言われるがまま、私はケータイを投げた。
すると羽美は見事にキャッチ。