逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
――――二日後・・・
時刻、11時半。
私達5人はショッピングをしに、
美園の最寄駅から三つ先の大きなショッピングセンターにやってきていた。
雑貨からレディースの服、
メンズの服、
映画館も入ってるし、
美容室も入ってる。
こんなお昼時に来た理由は、
先にご飯を食べてからお店を回ろうという考えからだ。
「何食う?」
席をなんとか確保して木崎旬が頬杖をつきながら言う。
「色々あるんだから自分達で決めればよくね?」
郁斗はそう言って席を立ち上がり、
勝手に店を選び始めた。
残された私達も店を選ぶ。
うーん・・・、サッパリしたものがいいなー・・・。
そう思って、
冷たいうどんに葱やトマト、
きゅうりなどの野菜がトッピングされたものをチョイスした。
席に戻れば修はファストフード、
木崎旬はつけめん、
要路はざるそば、
郁斗は海鮮丼と・・・。
食べながら午後の予定を相談する。
「私は服が見たいな。
実は夏物まだ買ってなくて。」
私はトマトを一切れ口にほうり込んで言う。
「じゃあ美里の服見るか。」
そうつけめんから木崎旬は視線を私に向けて言う。
「やったー。今日は買うぞ!」
私はそう決めてうどんを啜った。
――――・・・
「うおーっ!これ新発売のシャンプーじゃん!?
しかもこの店激安なんですけど!」
「うわー、そういう手があったか。
今度試してみよう。
あの、このまま見学させてもらっていいですか?」
「あのぉー、一緒に店まわりません?あ、映画とか見ます?」
「いいねぇ。てか君超可愛いね。いいよー、何観る?」
・・・何だ、どうしてこうなった。
普通にご飯食べ終わって、
フードコート出た瞬間にこうなった気がする。
修はドラッグストアのような、
けどオシャレな店で髪関連の用品について定員さんと熱く語ってるし、
要路は通路でやっていたネイルサロンのプロの技を見学しているし、
郁斗は逆ナンされてホイホイ着
いて言ってるし。
「・・・みんなフリーダム過ぎでしょ。」
私はそう呟いた。
「だな。」
唯一自分勝手な行動をしなかった木崎旬は、
私の隣に立ってポケットに手を突っ込んで冷ややかな目をしていた。
「なんで要路まで・・・!」
「要路はあんな奴じゃなかった・・・。」
そんなことをぼやいて暫く立ち止まっていた。
「・・・どうする?
無理矢理にでも皆を召集させる?
郁斗、映画館入っちゃったけど。」
私はそう言って木崎旬の顔を伺う。
フーっ・・・と木崎旬は長いため息を吐く。
「・・・よし、」
木崎旬がそう言って私をガッと見てくる。
「二人でまわろうぜ。
俺がお前の服選んでやる。」
そう言って木崎旬はスタスタレディースの服屋へと足を進めていく。
え、ちょっと歩くの早い!
思い立ったらすぐ行動、て奴だな。
けど、うん、まぁそれが1番いいかな。
ちょーっと、上から目線がイラッとくるけど。
私は木崎旬の背中を追い掛けて隣に並んだ。