逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
それに対し篠原羽美は首を傾げた。
「・・・篠原さんさ、
さっきの言い方は強すぎじゃない?
もっと物腰柔らかく言ったら?」
私がそう言うとすぐに口を開いた。
「誰?」
抜けたような声を出す篠原羽美。
「咲田美里」
私がそう言うとふーん、と頷く。
「本当に思ってる事いっただけー。」
間延びした口調。
「確かにそうだけど。
私もあの髪型はないなーとは思ってたけど。
むしろ同じ意見だけど・・・。」
私がそう言って言葉を繋げようとすると、
少し遠くから嘆くような泣き声が聞こえた。
・・・やば。
思わず声がした方を向くとさっきの子が、
顔を両手で覆って泣いていた。
・・・げ、まずい。
私が顔をしかめている間にも、
篠原羽美はどんどん喋り続ける。
「だよねー、同じ意見なら別によくない?」
頬杖をついてまだいってきやがる。
「だから、
もう少し遠回しに言うとかあるでしょ。」
「めんどくさー、
そんなんで傷付く奴こっちからお断りなんですけど。」
・・・あぁ、
この子苦手だわ。
“絶対仲良くなれない。"
そうさっきまで悟っていだか、
今はそれが確信に変わった。
この子に絡んだのが私の運の尽きかも。
なんで絡んだんだ、私。
頭で悶々と唸る。
「・・・てかさ、
モデル科一位の子でしょ!?」
いきなり話を転換させられ、
思わず怯んだ。
「・・・まぁそうだけど。」
ボソッと呟く。
「やっぱりー!
よく見たらわかった!
昨日職員室教えてくれた子!
あの時も思ったけどやっぱ違うなー。
オーラがすごい!
天才って感じじゃん!
あの時も見たんだよねー、
ファッションショーと、試験の時!
ほんと見せ方上手いなー、って尊敬しちゃった!
ていうか私達気が合うんじゃない?
さっきの子の髪の意見といいさー。
私ってー、何でもスッパリ言ってくるような女子好きなの!
自分がそうだし、
筋が通ってるっていうか、
中身がちゃんとしてるって感じ?
これからよろしくね!」
また息継ぎもなしに喋り切った。
最後に満面の笑みを浮かべて。
篠原羽美・・・超無神経って感じ・・・?
な、仲良くなれる気がする?
ない、ないんだけど。