逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
その授業以降はずっと二人で話していた。
今はお昼休み。
羽美をカフェテリアに連れて行こうと思って移動中だ。
「美里はいつもカフェテリアで食べてんのー?」
羽実はわかりやすい奴で、
テンション上がってる時は喋り方が弾んでいて、
テンションが普通の時は間延びした喋り方だ。
「うーん、大体は。
お弁当忘れてたら絶対カフェテリアだけど、
お弁当持ってたら色んなとこで食べる。
中庭とか、屋上とか・・・。」
「へー」
そんな風に羽美は頷いた。
「今お弁当持ってる?」
「うん、持ってるー。」
「もし席が空いてなかったらどっか他の所にしようか。」
「りょーかい。」
そうして階段を降りている時だった。
「咲田さん、篠原さん!」
ピタリ、
そう自分達の名前を呼ばれて足をとめた。
私達は同時に声がした方に振り向いた。
階段の上から声がしたので、
そちらの方に。
「先生・・・」
そこには撮影の授業を担当していた先生がいた。
「今からお昼?
引き止めて悪いわね。」
カツカツとパンプスを鳴らしながら、
私達の方に歩み寄ってくる。
「いえ、大丈夫です。」
私はニコッと微笑みを浮かべた。
本当はカフェテリアの席がなくなっていないか、
心配なんだけど。
「・・・ちょっと頼みたいことがあってね・・・!」
先生は明るく言う。
若いなー、なんて。
「今日撮ったものがね、
二人が飛び抜けてよくて!」
「あ、ありがとうございます。」
「ありがとうございます!」
羽美の顔が輝いた。
・・・褒められてテンション高まったな。
「それで、
学校のパンフレットの表紙を二人に頼みたいの!
ツーショットで!
本当は、
去年と一昨年同様咲田さんオンリーにしようかな、
って考えてたんだけど・・・
やっぱり良好な成績の人が二人もいるんだから、
ツーショットの方がいいわよね!
それにあなたたち、タイプが違うし。!
これなら色んなタイプの子が入学してきそうでしょ?」
フフッ、
そんな風に先生は笑った。