逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「こちら、
木崎旬。
私のチームメイトで、服飾科の一位の人だよ。」
私は羽美に旬についてそう説明をいれる。
「こちらは篠原羽美。
今日モデル科に転入してきて、
ローティーン雑誌の読者モデルで人気がすごいあるの。
私の友達ね」
互いに紹介し、私は笑った。
何か、
この空気を和ませようと思って。
すると羽美がピクッと反応した。
「・・・あ・・・!
もしかしてあの美里の服作った人!?
ファッションショーで着てた奴!」
羽美のテンションがグーンと上昇した。
「うん、そうだよ。」
私はそう簡潔に答える。
「へー!
すごい人なんだ!
ほんとあのデザイン好きだな!
美里のあの服をあらわす表現力もすごかったけど、
あの服もかっこよかった!」
羽美はまた思い出すように天井辺りを見上げた。
旬は苦笑い。
いや、笑いもしてないかも。
「こいつ、変人?」
終いには私にそう耳打ちしてくるくらいだ。
「ううん。
いい子なの。すごいいい子なんだけど・・・、
ファッションとかの話の時だけ、
テンションが異常なくらいに上がっちゃうの」
私がそう言うと、
羽美を憐れむような視線を旬は向けた。
私は羽実を現実世界に引き戻すため奮闘する。
「羽美!ご飯食べるよ!」
私は羽美の腕をつつく。
「え、あ、そうだねー。」
すると羽美はハッとしたようにトリップから戻ってきた。
羽美のテンションの急降下に旬は驚いていた。
「旬、羽美もいいかな?」
私は旬を見上げる
「大丈夫だろ。」
旬はそう言って踵をかえした。
私達は旬の背中を着いていく。
ほんの少し歩くと、
いつものメンツが見えてきた。