逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「そっかー、
修に好きな人いたらさぁ、
ヤバいじゃーん。
どうしよ、気になる。」
「私も旬、気になる。」
「聞く?」
「直接?」
「うん」
「絶対好きってばれる!」
「あー・・・。
じゃあ私が旬の聞いて、
美里が修の聞く。」
「それもばれない?
絶対誰か俺の事好きだなって思うじゃん。」
「それでも誰かは特定できなくなーい?」
「修は有り得るけど旬は無理。
あのお方は騙せないよ。
それに、
羽美あんま旬と喋んないのに、
そんな事聞いたら私が好きなの本当にばれる。」
「じゃーどーすんのよ」
ムムッと眉間にしわを寄せる羽美。
「こういう時はー・・・、
そうだな。
要路とか郁斗とかに頼んで聞いてもらえばいいんじゃないかな?
これなら絶対私達ってわかんないはず。」
私はうん、と頷く。
おお、
と羽実は感嘆の声を漏らした。
「いいじゃんそれー。
でもさ、
私は修に頼む。
喋る機会が増えるってもんさ。」
ニカッと歯を見せて笑う羽美。
「あー、
じゃあやっぱ私も旬に修の聞いてもらうように頼む・・・!」
私も羽美のアイディアに同調。
一回でも多く目が合いたい。
メールに顔文字がついてると嬉しい。
少しでも喋れるチャンスが欲しい。
そんな風な考えは、
やっぱり恋なんです。
好きな人を思うと目の前が、
少し変わる。
「好きな人、いないといいな。」
羽美が不安そうにポツリと零す。
うぐ、
目の前の色がワントーン暗くなったような気がした。
胸が圧迫されるような感覚。
苦しい。
好きな人がいる、
なんて考えたくない。
恋は楽しいだけじゃないのは分かってる。
幸せな恋なんて、
奇跡に近いもの。
恋には裏側がある。
幸せな人がいるなら、
悲しく思っている人もいる。
私はそう自分の心にいい聞かせた。
もしもの時のための、
傷つかないための、
心のバリア。