逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
今日もファッションショーに向けての準備は順調に進んだ。
夕方になり、家に帰る。
家に着いて部屋に駆け込むとすぐに、
バックからケータイを取り出した。
羽美に今日の報告・・・!
何回か機械的な音が響き、
彼女は通話に出た。
「もしもーし」
間延びした声。
「あ、美里だけど。
今大丈夫?」
「んー、
休憩時間だから数分くらいなら。」
「了解。」
「んでー?なにー?」
ボリ、
そんな風に電話越しに、
スナック菓子のようなものを食べる音が聞こえてきた。
まあ、許してやろう。
「旬にね、修の好きな人聞いたの。」
「何だって?」
羽美の声の調子が少し変わった。
私は少し躊躇いがちに答える。
「いるって・・・。」
私がそう言うと少しの沈黙。
「まじか・・・」
数秒してから明らかに落胆している声が聞こえてきた。
「いや、でもね!
旬は特定の名前は教えてくれなかったけど・・・、
何か修見てたらわかるだろ的なことを言ってきたから・・・。
最近1番近いのは羽美だし・・・。
羽美って可能性は超あると思う・・・!」
私は励ますように事実を話す。
「そうかなー・・・。
だと嬉しいけどー・・・。」
「もしも、
万が一、
違っても振り向かせるんだよね?」
「うんー・・・」
「羽美、落ち込む必要とかないから」
「ありがとー・・・。
あ、とね、
修に旬の奴聞いたんだけど、わかんないってー・・・。
ごめんー・・・」
「いや、わかんない修が悪いんだから・・・!
羽美は謝んないでいいんだって。」
「ありがとー・・・。
あ、そろそろ撮影再開するっぽい・・・かな?」
「あ、じゃあもう切らなきゃね」
「うん、また明日ねー」
「うん、バイバーイ」
私達はそうしてケータイを切った。
ベッドの上で数秒ふける。
旬の好きな人は、不明か。
修が知らないって事はそういう話にならないってわけで・・・。
でも旬は修の好きな人知ってるんだから、
男同士でも恋バナはしているんだろう。
でも旬は不明・・・、
話していないか、
好きな人なんていないか。
後者を、私は望む。