逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜



メイク科の実践のためにモデル科と合同、なんてことは稀なことではない。



ヘアーメイク科とだって合同授業あるし、ネイルアート科ともある。



実際モデル科もカットモデルとかの依頼も将来、受けるかもしれないし。



「今日さー・・・、」



郁斗は私を引き寄せながらとりとめもない日常的な会話をする。



うんうん、私は相槌をうったり、ツッコんだりする。



私達が階段を昇ろうと足を一歩出そうとしたときだ。



「郁斗いたぁー!」



女の子の甲高い声が耳に響いた。



甘ったるい声。



私は階段に落としていた視線をあげる。



するとそこには、階段の1番上にいる女の子の姿。



郁斗を片手で指差し、
もう一方の手はわざとらしいように指と指の間を開いて口にあてている。



すぐに郁斗の遊び相手の一人だと分かった。



ったく郁斗って奴は・・・。



っというより・・・、



スカート短すぎでしょ!




下からだと完全にパンチラなんだけど!



私がそう眉間に皺を寄せていると、


彼女はスカートが翻る事なんて気にもしていないように、
足元を弾ませながらこちらに近づいてきた。



本気でスカートの中見えてるよ・・・!?



私は直視しないように郁斗を見た。



すると・・・、



あれ?



おかしい。



いつも女の子からの声掛けに笑顔で応えてる郁斗が・・・、




目を細め、


すごく面倒そうな顔をしている。



私の頭にポンと一つのハテナマークが浮かんだその時、



女の子がガバッと郁斗に抱き着いた。



そしてどこからそんな声だしてるんだよ、ってツッコミたくなるような声で。



「郁斗ぉ。さっきのメールどーいうこと?」



郁斗の胸板に手を添えて言う。



うわー、気持ち悪っ。



何その動作!



今時そんなブリっ子いる?



私は身震いした。



「そのままの意味だけど。


つーかくっつかないでくんない?」




郁斗は冷淡な声で突っぱねた。



女の子に向かって出したことないような、そんな声で。



ってあれ?



・・・はい?


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