逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜




教室に着くと当たり前だけど授業を行っていて。





「すいません、遅れました・・・!」





私は教室に入ってすぐに先生に頭を下げた。




次、どうしよう。




ふと考える。




普通、謝ってから遅れた理由を話すだろう。




言い訳考えてないや。




どうしよう、テキトーでいいか。




気分悪かった、で。





私は遅れた理由を適当につくりだす。




私のワンパターンな思考からしてそれしか思いつかないのだ。





一般的かつ嘘っぽい言い訳。





私は先生からの言葉を待った。





「大丈夫ですよ。




谷崎くんから聞いていますから。」




そう言って先生は微笑んだ。





そして先生は私に席に座るよう促す。





え。




何この、何事もない感じ。





・・・?




はい?





私は少し口が開いてしまったかもしれない。






聞いてる?





郁斗から?





何を?





私は席に座って郁斗をチラりと見た。




私と同じ、前から4番目に座ってる郁斗を横目で。




私は1列目だけど郁斗は4列目。




少し遠い。





・・・あ。





だけど、郁斗は私を見ていた。





机の上にピースした手をのせて、


それをユラユラ振りながら笑ってる。




きっと郁斗が私が遅れることと、テキトーな言い訳を先生に伝えてくれていたみたい。





郁斗は先程のこと何かなかったみたいに自然に動作をしている。





私は郁斗に笑いかえすことができなかった。





そこまで私も切り替えが良くない。





・・・郁斗、わけわかんない。





なんであんな事を言った後に私にすぐいつも通りに接することができるの?





さっきの出来事は夢か幻だったんじゃないか、



そんな風に思ってしまう程だ。






その時の授業はメイク科とモデル科でペアになる授業だった。




いつもだったら郁斗とペアになったと思う。





けど私はそこそこ仲の良い子とペアを作った。





郁斗は私に声を掛けようとしていたみたいだけど・・・、





それを聞こえないふり・・・




無視をして。
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