逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜



それから授業が終わってすぐに教室を飛び出した。





郁斗に話し掛けられないように。




郁斗と関わらないように。





郁斗と目を合わさないように。





全力疾走で次の授業が行われる場所まで行った。





ドアを勢いよく開ければ誰もいない。




ガランとした・・・、正にそんな感じ。





私は息が上がってる自分の息遣いに気づいた。





・・・バカみたい。





そう、冷静さを取り戻した。




私は自席につく。





そしてこめかみを押さえる。





・・・何やってんだ自分・・・。





あからさまに避けすぎ・・・じゃない?





周りに何があったかなんてすぐバレちゃう。





それに・・・、




郁斗、傷ついただろうな・・・。





告白しただけなのに、避けられて。





今まで通りに喋れなくて。





今まで通りに接する事ができなくて。





今まで通りに近くにいれなくて。




私がもし郁斗だったら・・・、





旬に避けられたりしたら・・・、





すごい、哀しい。





多分、泣く。





あぁー・・・普通に接するようにした方がいいのかなー・・・。





郁斗は気にしてない感じだしなー・・・。





大丈夫なのかなー・・・。





普通に喋れるかなー、自分。





いや、無理だ。





きっとできない。





郁斗から目を逸らす自分の姿が目に浮かぶ。






私が唸っていると、続々と生徒が入ってきていた。





そして何の解決も自分の中でないままに授業が始められた。







授業が終わり、放課後になった。





アトリエ行かないと・・・。





でも行きたくない。





郁斗に会っちゃうから。





こんな風にアトリエに行きたくない、なんて思ったのは私の中で史上初だった。





それでもやっぱり旬に会えるから、アトリエには行きたい。





けど郁斗と二人きりになったりしたら世界で1番気まずく重い雰囲気になると思うから、



私は少し時間を潰してからアトリエに行った。
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