逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜





トイレの前のすごく狭い通路に二人で並ぶ。





「羽美、トイレ行かないの?」




私はトイレの扉を指差した。





「いや、本当はトイレ行きたくないから。




ただの口実だから。」





美里は目を細め、手をおばさんみたいに動かして嘲笑する。





「あ、そうですか。」




私はなんとなくすいません、と首を前に動かした。





「・・・でさぁ・・・」





羽美が急に真剣な顔つきになった。





思わず心臓がビクリと跳んで体外に行ってしまうんじゃないかと思った。





「・・・なに・・・」





私はゴクンと唾液を飲み込んでから羽美に返答する。




「・・・私・・・」





羽美の視線が下に向く。





怖い、なんか怖い。





本当にすごい事を言い出したりするんじゃないか。





こんな飛行機のトイレの前の通路なんて場所で。





心臓の音が加速する。






「・・・修の隣の席に行きたいんだけど。」





視線をキッと上げて羽美は言った。




私は頭で言葉をリピートする。





・・・って、





何度リピートしても重大な事には到底聞こえないんだけど・・・!





「は?」





私は口から出てくるがままにその言葉を吐いた。





羽美の眉間が狭くなる。





「だからー、修の・・・」






「ストップ。




文の意味はわかった。







で、何なの?





こんな二人になれるような場所まで連れてきて何かと思えば・・・。




なにそれ・・・?」






私は羽美の言葉を遮って言った。





「なにそれって・・・。




そのままだから・・・!




どうしようってだけ!




美里だって旬のとな・・・」





羽美が旬の名前を出した途端に私の腕が動いた。





羽美のポンポンと飛び出してくる口を目掛けて。





羽美の言葉を力一杯に遮る。


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