東京+ラブクラフト
私は何か
コワイ判決くらった罪人みたいなキモチで
ミコさんのコトバを聞いてたから ――
それは、天使からの救いみたいに
カラダ全部に響いて来た
「 …… ハルト? 」
「 ユタカから話は聞いた
お前本当に、仕事をやめたら
この街でまた平和に暮らせると
本気で思ってるのか? 」
「 ―… え
… だッ… だってアタシ
ケイトの後始末、全部終わってるよ?!
だから、ユタカと付き合う決心出来て… 」
「 金の問題じゃない
――― ケイトが襲われたのは
あるマフィア系列組織の女絡み
遠山さんが力になってくれると言ったが
もうあそこは名のみで弱小化している
時代が変わったんだ
過去の威光だけではどうにもならない 」
「 ――…… 」
私は ――――
何を言ってるんだろうと思ったし
ミコさんも、なんだか半分
よくわかってない感じで話を聞いてた
そしてハルトさんが
ミコさんに手渡したのは、白い封筒
キラキラの指がそれを開き
泳ぐような視線が、中を覗く
「 …― Okinawa? 」