東京+ラブクラフト
私は、ただボー然と
突っ立ったまま、それを見ていて
すると、少ししてから
食堂中からクスクス笑い
次第にそれは、爆笑に変わり
大きな拍手まで湧き始めて
マジで私は、ワケが分からなくなった…
「 お疲れ様〜!ハルトさん 」
「 おっつハルト〜!
いつもながら、名演技〜〜! 」
そんな声がかかると
カーテンコールの俳優の様にお辞儀
そして
誰かが引いてくれたイスに ゆっくりと座る
―――― 演技…
「 ――…… あの… ハルトさん 」
「 ん? 」
「 …もしかして
マフィアとかなんとか…あれ全部…
――――… ウソ、とか…? 」
「 うん 」
「 ――… ぅえーーーっ?!?! 」
ハルトさんは
頬に手をあて、ニヤリと笑い
再び食堂は 爆笑の渦になった ――――