やっぱり、好きだ。
「・・・あのー、桜井先生も『瑠美さん』って呼んでいいですか?? サヤ子先生も『サヤさん』なんで」
朝倉先生は勘がいい。
朝倉先生は、サヤ子センセと桜井先生が壊せなせないでいる壁を崩そうとしてるんだ。
コイツ、まじでいいヤツ。
「え・・・あ・・・うん」
桜井先生が戸惑いながら返事をした。
「じゃあ、俺は??」
何故か自分もアダ名で呼んでもらおうとする青山先生。
空気読めや!! 青山先生!! アンタにアダ名必要ないでしょうが!
「・・・ククッ」
突然サヤ子センセが小さく笑った。
「何?? サヤ子センセ」
『トントン』とサヤ子センセの近くで机を軽く叩くと、サヤ子センセが俺を見てニヤっと笑った。
「翔太はねー・・・『ブー』だよ」
「サヤ子!!」
青山先生が咄嗟にサヤ子センセの口を押さえつけた。