やっぱり、好きだ。
 
 「え?? 何??」

 続きが聞きたくて、サヤ子センセの方へ移動して青山先生の手を引き離すと、そのまま押さえつけ、サヤ子センセを桜井先生の隣に移動させた。

 「『青山』→『ブルーマウンテン』→『ブルマン』で、『ブー』」

  得意気なサヤ子センセ。

 「そう呼んでたの、リブだけだろ!!」

 青山先生が、押さえつけていた俺の手を振りほどき、サヤ子センセの腕を掴んで元の場所へ戻した。

 「・・・リブ??」

  朝倉先生と桜井先生が『誰??』と顔を見合わせて首を傾げた。

 「私の中学からの親友です。あ、ちなみに日本人ですよ。リブはアダ名です。 てゆーか、私が『ブー』って呼んだら謎に『謝れ!!』ってキレまくったよね、翔太。超怖かった」

 リブを知らない2人に説明を入れると、サヤ子センセは青山先生に向かって口を尖らせた。

  「太ってもいないのに『ブー』って呼ぶからだろ!!」

 そしてムキになって言い返す青山先生、三十路。

 「だから、ブルマンの『ブー』でブタさんの事じゃないじゃん」

 「『ブー』っつったら、ブタさんしか連想されないだろーが!!」

 ブタに『さん』をつけながら言い合っている2人を見て呆れはしたが、なんか微笑ましくて・・・羨ましくなった。

 「もういいし。青山先生にアダ名付ける気ないし」

 朝倉先生が冷めた視線を2人に飛ばす。

  「・・・・スイマセン」

  年下に頭を下げる三十路カップル。・・・なんかオモシロイ
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