君にゾッコン!
=========ドクン

心臓が高鳴る。
こんな感覚は初めてだ。





…決めた。
私、吹奏楽部に入る。




2日後に入部届けを出した。

「怜奈ちゃん?」

「…はいッ」

とっさに振り向くとそこには、あのドラムの先輩がいた。

「君が怜奈ちゃんかあ♪吹奏楽部入部第1号だよ~♪あッ!私は2年、副部長パーカッションパート宮田 奈々香。よろしくね~!」

「…よろしくおねがいします!!!」

「よし!いいぞ~♪」

宮田先輩…

決まった。私の目標。



「宮田先輩みたいになる。」



それからすぐに部員は集まりまなたちも入った。

そしてすぐにパート希望調査があった。


もちろん私が
書いたのは


『パーカッション』


その単語を書くだけで心が躍る。



次の日にオーディションがある。



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