聖石戦隊 キラレンジャー
「私も熊先生とお近づきになりたいしね」

とか言ってるけど、ちゃっかりこっちを睨んでるじゃねえか。

哲平は口を尖らせる。

「補習なんて真岡には必要ないだろ」

「え、立花も参加するんでしょ?」

「いいじゃん哲平くん、人数は多いほうが楽しいってー。蛍ちゃんもいこうー」

その遠慮がないのをなんとかしろ。
監視された環境じゃ楽しくないだろうが。

哲平の願い空しく、蛍を含めた五人で補習を受けることになった。

1組に入ってくる阿久、熊。
まさしく美男美女だった。

「あら、大勢で楽しそうね」

阿久が妖艶に微笑む。

「さ、はじめようか。教科書を出して」

熊は初めて見たけど、誠実そうで笑顔もりりしくて、好青年の見本みたいだ。

補習は主に熊が説明して、阿久はそれを聞いている感じだった。

熊が悠月にべたべたしてるのは気になるけど、まあ元は個人補習だったからといえば納得だ。

本人も苦手意識してたし、健介にアイコンタクトを送って、間に入らせる。



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