LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「あのおっさんが居なければ、成美は遣り甲斐ばかりを感じてただろうな」



「どうだろ?ただ始めたバイトがここだっただけだからね」



発注画面を見つめながら、チラッと俺を見た成美。

お菓子が担当な筈なのに、パンの商品名がズラリ。



「担当部門、代わった?」




「え?……あ、これは店長の担当だよ。けど、役立たずは来ないから」



「……;;」



…何で、あの人の事はハッキリと言えるんだ;;

そして、キツい。

クールな容姿には、毒舌も似合うけど、もう優しい成美が俺が思う印象になってるみたいだ。
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