LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「凛々子ーリリコー――ッ!!」
…馬鹿だね、福智さん。
動揺したんだね。
「私の名前は……成美ですよ」
ホールに出て、レジへと付き点検の準備。
小銭をトレーに並べ、お札の枚数を数える。
芽は私の肩を叩き、日勤の人と代わって接客。
福智さんは大人しく、帰って行った。
言葉はなく、自然消滅という別れ方になるんだろうか。
それならそれで構わないけど、出来れば自然消滅は避けたい。
謝らなきゃいけない事だって、あるんだから。
最初から、自分の気持ちに気付けてたら良かった。
友情と愛情もわからないなんて、私は一番、馬鹿かな。
…馬鹿だね、福智さん。
動揺したんだね。
「私の名前は……成美ですよ」
ホールに出て、レジへと付き点検の準備。
小銭をトレーに並べ、お札の枚数を数える。
芽は私の肩を叩き、日勤の人と代わって接客。
福智さんは大人しく、帰って行った。
言葉はなく、自然消滅という別れ方になるんだろうか。
それならそれで構わないけど、出来れば自然消滅は避けたい。
謝らなきゃいけない事だって、あるんだから。
最初から、自分の気持ちに気付けてたら良かった。
友情と愛情もわからないなんて、私は一番、馬鹿かな。