LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「成美ちゃん。1週間はシフト代わるから、発注だけ来ると良いよ」



「…はい」



「福智さんの事、本部へ報告しないといけないし、気にせずに」



「…ありがとうございます」



成美に優しい親友と、上司が居て、安心する。

馬鹿な上司も居たけど。

思い出の店を、成美が嫌わなくて良かった。

あの店が、俺たちを出会わせてくれたんだもんな。

心の傷は、必ず俺が治す。

しばらく成美にはマンションに居て貰うし、ゆっくり、進めば良い。

足の傷は、早く治って欲しいけど。

だけどやっぱり、このまま一緒に、暮らしたい気もする。

…俺は相当、成美を愛してるわ。




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