桜星サンセット
「コウスケ?」

私の声に振り返ったその顔は、夕日に照らされてよく見えない。

「これ、ここだろ?コウ、すごいな。こんなプレゼント初めてだ」

「喜んでくれた?」

「うん。一番好きな場所だし。この絵、ここそのものだ」

そう言って、また、絵と夕日を交互に見始めた。

その声と背中からコウスケの気持ちが伝わってくる。

「ありがとう」

コウスケは、笑顔で振り返った。

あの時と同じだ。

夕日と、コウスケの背中。

そして、振り返ったコウスケの顔。

今度は、はっきりとコウスケの顔が見える。

でも、同じじゃない。

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