罪語りて所在の月を見る


「荒らしてやんぜぇ、んでもって、ひもびきの美女に四つん這いで拾わせてやんだ!ヒャハハ、溝出様帝国建国のため、まずは誰が偉い存在か脳髄まで叩き込んでやんよ!

ヒハ、目に浮かぶぜぇ。せっかく集めたゴミが散らかるさまを、膝ついて絶望しながら見る馬鹿どもの姿がなあぁぁ!」


おらおらおらぁぁ、と頭だけでなんと器用に動くのだろうか。さしずめ、頭だけでごみ溜めというプールを泳いでいるような。


まいったなぁと散乱するゴミを見ながら渉が困っていれば、いきなり溝出が「おおぅ」と声をあげた。


「『いやん、寸止めしないで奥までぐちゃぐちゃかき回してぇ』だとおぉぉっ!」


溝出は、エロ本を見つけた。

興奮が10あがった、発情が50あがった。ハアハアの技を覚えた。ステータス異常、魅了が付加された。


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