私の彼氏様は危険人物!
≪うわあぁぁぁああ!!
 この・・・小娘がぁぁぁぁああ!≫

そういうと
火の玉が飛んできて反撃してきた

「・・・っつ・・・危ないわねぇ!
 なによ!なんでこんなことすんのよ!」

≪なんで・・・?なんでじゃと・・・?
 そんなもの、あのお方のためじゃ・・・私が愛してやまない・・・あのお方の・・・≫

あの・・・お方?

「あのお方って誰よ?」

≪お前ごときに言うはずがなかろう?ばかじゃのぉ≫

ほほほっ、と笑ってくる

その間にも火の玉が飛んでくる攻撃はやまない

「もう・・・終わらせてやる・・・
 留依くん!もう、終わらせよう!
 こんな妖怪・・・生かしておいちゃだめだよ!」

「分かってる・・・
 我の力を持って前のまがものを滅せよ、急急如律令」


≪う、うわああぁぁぁぁああ!
 おのれ・・・おのれぇぇ!絶対に許さん・・・あのお方に・・・殺されてしまうがいい!≫

「なんとでも言っておけ
 ・・・はぁ、これは封印しなきゃいけねーな
 我の名は竹井、この名を持って魂を封印せよ」

すると、ぱあぁぁぁっと光ってコロンと小さい石が出てきた

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