梶山書店物語〈壱〉
あの電話から2週間。
電話掛かってくる事もない。

途中で切ったの怒ってるかな?

掛けてみる?
いざ、手にとるけど、どうしても発信ボタンに手が伸びない。

言うことは話の途中で切った事を謝ろう。

勢い任せで発信ボタンを押したけど留守電に繋がった。
何も言わずに電話を切った。

勇気を出したのに留守電という脱力感…。

無駄に使った体力を甘いイチゴミルクが体中に染み渡る。

着歴は残ってるし掛け直してくれると…

「…………………」






< 112 / 133 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop