梶山書店物語〈壱〉
会場は、まだ続いているみたいだけど我々、本屋は一通りを済ましてしまったら居る必要もない。

というか、ぶっちゃけ店長が苦手だから早く帰りたいが本音。

毎年、この時だけ支店と本店で居酒屋で早い忘年会。

「今日、最中ちゃんペース早くない?」

「ハルも呑んだらいい」

「アイス、程々にしろよ」

「そのままそっくりお返しするっす」

店長の周りも空になったグラスが、机に並んでいた。

「新しい方が入ったんですか?」

個々で話が弾んでいく。
あのパーティーにいるより気が楽に会話も出来る。




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