梶山書店物語〈壱〉
「遅いと思ったら、また喧嘩したのか?」

「団体が店の前で待ってたんっすよ」

「何かあったらどーすんだよ。心配すんだろ」

怒られると思ったら溜め息をついて心配していたっす。
本当、変わった店長。

「ちょっと、やべーんだよ!
羽鳥千尋が来てんだよ」

「はぁ?店長が此処にいるのおかしくないっすか?」

あんだけファンなら私より羽鳥千尋の所にいてる筈だ。

「いたいけど奥村くんが許してくんねーんだよ」

店長と羽鳥千尋が、なんてありえないのに何故か嫉妬してるからね。



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